ディズニー ティンカーベル アルマーニフィギュア
ディズニー ティンカーベル アメリカのディズニー・コンベンションで発表されて以来、ファンの間では垂涎の的だったアルマーニのディズニー・キャラクターたち。既にもう、日本はもとより海外でも恐ろしいほど高価で手に入り難くなってしまったものもあります。お届け出来るのはそんな中からやっと揃えることが出来た数少ない人気作です。 アルマーニ得意のとても成熟した女性表現に御注目下さい。 例えば、ロヂャーラビットのジェシカ。イタリア人アルマーニならではの肉感的な迫力、一方でウエストから肩までの緊張感ある一律のライン。ラインゴールドの衣装のずっしりした重みまで感じさせるリアリティなどは、アルマーニならではの技術の高さを見て取れます。 マレフィセントは毒々しくも繊細な表情演技ならば、着衣も重量感ある舞台衣装のような表わし方で、古典的なコスチュームプレイの名女優の立ち姿と言っていいでしょう。それはまた艶のあるエビルクイーンにも言えます。 そしてまた、特徴的な点がスノーホワイトにも見て取れます。プロフィールでも御紹介したように、アルマーニの古典趣味がここでも遺憾なく発揮されていることがもうお分かりでしょう? 彼が愛するルネッサンス彫刻の豊潤なスタイルがしっかり投射されています。 ティンカーベルなどでは、ヨーロッパの伝統的なニンフの姿に帰って、もう一度彼女にコケティッシュな神秘さが与えられました。これらアルマーニならではの味付けが全てのキャラクターに惜しみなく注がれています しっとりとした彩色の中に浮き出したミッキーやミニーの姿、ダンスのワンシーンのような柔らかなピノキオの視線、グーフィーやプルートに見せるリアリティの技術、ドナルドやジミニークリケットのラテン的なのびのびした風貌やポーズ、バンビの古典様式の見え隠れする茶目っ気、更には七人の小人たちそれぞれに見せる表現の使い分けなど見れば、熟練した造形の技がふんだんにちりばめられてることに気がつかれるはずです。 |
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