魔法の一瞬を閉じ込めた大きな玉。ずっしりと、両手で抱えてもかなりのボリュームですが、360°まわしてみれば、あのマトリックス風のCG映像みたいだと思いました。でもスノーグローブはそんなハイテックなしで、こんなことやってくれてしまいます。小さなマーリン(魔法使い)の頭上いっぱいに翼を広げた青緑に輝くドラゴン。青い雲のたなびきを残して、さながらガラス球に浮いたように見せてくれます。キラキラ漂うラメのチリが、一瞬の浮遊感を際立たせてくれるんです。そうそう、確かに初期の頃のミュージッククリップの名作には、画面がスノーグローブの世界になってしまうCGがたくさんありました。最近のアクションシーンの特殊効果だって、そのアイデアはそこから。ローテックを侮ってはいけません。魔法の世界の力を信じなさい、このスノーグローブで、マーリンのパワーを! お菓子の家みたいなとんがり屋根の色や、魔法の世界の絵が描かれた扉、所々はめ込まれたガラス玉など、屋敷の飾りにも目にも楽しい魔法がかかっています。高さ20cm、グローブ直径150mm、オルゴール「Fly
Me To The Moon」。生産待ちのため次回入荷不明(再生産されない場合は、再入荷はございません。)
野生の少年のように、毒にまみれない無敵の魔獣。彼を女性の純潔で手なずけたのは中世ヨーロッパのキリスト教でした。以来、一角獣は、こんなふうにきれいなお姉さんといる羨ましい生き物になりました。有名なのはパリ・クリュニー美術館のゴブラン織りのタピストリー。六枚組になっていてそれぞれ人間の五感を表す5枚ともう1枚の神秘的な「宝石箱と貴婦人」で構成されています。強いて言うならこのスノーグローブは、そのうちの「視覚」を表す一枚に近いかな。ただし、タピストリーでは女性が右手に鏡を持っています。かつては貴族たちが贈り物にしたユニコーンと美女の高価な装飾品、今もこうしてガラスとレジンの細工で出来たスノーグローブに。見果てぬ神秘の夢は時代を経ても変わりません。フォルム量は通常のスノーグローブよりも若干少なめです。高さ16cm、グローブ直径120mm、オルゴール「Claire
De Lune」。若干ですがフォルムにチリ状のものが見られます。 気泡の可能性あり。
SOLD OUT
レッドクローバーの妖精
\7500
そう、その昔チョコレートのカードで見たあの妖精たちです。ボタニカルアートとしても、衣装や風俗の資料としても名高いシシリー・メアリー・バーカー(Cicely
Mary Barker)のフラワー・フェアリーが、絵から抜け出してスノーグローブになりました。これは、フリルの着いた赤いスカートと頭のスカーフが愛らしいレッドクローバーの妖精。見過ごされているけれど、身近な世界を描いたFLOWER
FAIRIES OF THE WAYSIDE(道ばたの妖精たち)に収められています。昔、海の向こうからの荷物の詰め物に使われていたところから、日本ではツメクサと呼ばれていたんでしたね。アカツメクサは丸い大きな花に蜂がよく蜜を集めに来ることで知られています。覗き込んだ少女姿の妖精のポーズ、柔らかな表情、その巻き毛の様子など、とてもクラシカルで上々の出来栄え!台座にはシシリー・メアリー・バーカーの詩、Song
of the Red Clover Fairy の一節が刻まれています。写真のカードも付属します。高さ16cm、グローブ直径120mm、オルゴール「Fascination
Waltz」。レジン製のため土台の花の先のほんの小さな欠けは製品仕様ですのでご了承くださいませ。レッドクローバーのみ生産終了された模様。
SOLD OUT
ユニコーンの親子
#8979
\6800
(税込\7190)
「僕たちは友達だった、その角で歌を探し、分かち合った‥」キューバのシルビオ・ロドリゲスの名曲「ユニコーン」です。自由だったり、愛だったり、富だったり私たちが追い求めるさまざまを託されるユニコーン。その親子のスノーグローブです。気になるのは、台に姿を見せている青い巻貝。何か意味がありそうじゃないですか。探しましたがやっぱり分からないんです。でも、おそらく、―なんですが、ユニコーンの角(その角で作られた盃はたちどころに毒を消すと言う)、これは昔から螺旋に捻れているでしょう、貝の殻はそれを表しているのかも。ありふれて見えても実は奥が深そうな。幸運のシンボルは、見過ごされることが多いから。フォルム量は通常のスノーグローブよりも若干少なめです。高さ14.5cm、グローブ直径100mm、オルゴール「Over
The Rainbow」。全てにチリっぽい浮遊物と、スノーグローブ特有の内部フィギュア凹凸、2cm程度の気泡あり。
それを捕らえるとは、不可能を追いかけること。とてつもなく足が早く、そして凶暴。そもそもオリエントから伝えられた魔獣の姿、これはそのイメージに近いかも。水に沈む勇姿、それもそのはず、彼の力は水。触れた水をたちまち清らかすることが出来るのです。日本にも「うにかうる」として伝わった一角獣は水に棲み薬になるとされたのだとか。ギリシャ神話のモノケロス、スコットランドでは国を象徴する紋章にもなっています。今だってユニコーンを頂いたお守りグッズは山のよう。捕らえようとして、結局その虜になったのは我々人間の方かもしれません。幸福のシンボル、テントウムシも台にひそませてお手元に。フォルム量は通常のスノーグローブよりも若干少なめです。高さ14cm、グローブ直径100mm、オルゴール「Love
is So」。全てにチリっぽい浮遊物と、1.5〜2cm程度の気泡あり。現在庫、箱ダメージ。
生産終了
SOLD OUT
カエルの王子さま
#6715
\4200
チュッと魔法のキスでが謎がとける!?
アンデルセンかな、グリム童話かな、どれにも合いそうなんですが、どれもちょっとづつ違うような‥。調べてみました。カエルの王子、本当はハンサムなプリンス、これは意味深な物語、たくさんのスタイルがあるんですねえ。ほら「美女と野獣」だってそう。半透明レジンの池が舞台のこの場面、ピッタリの物語はどこかにあるのでしょうか。部屋の片隅に不思議が隠れています。「変身?とんでもない、今のままのあなたが一番」とかささやいてたりして‥。高さ10cm、台座幅11.5cm、グローブ直径65mm、オルゴール「Someday
My Prince」。気泡あり。
生産終了
SOLD OUT
天使のカップ
#6714
\3800
二人のオアシスだから♪ティー・フォー・ツー。これ見てつい「アリー my Love」思い出しました。「コーヒーでも、どう?」再会した昔の恋人ビリーに誘われた彼女。一瞬思い浮かべたのが、カプチーノで戯れるハダカの二人‥。すみませんみなさま、不純な連想でした。このグローブの裸ん坊君たちは、ご覧の通りの汚れなきエンゼルちゃんですからご安心を。実物をスノーグローブに加工したみたいなカップ&ソーサー、何しろ陶器で出来ているらしいんです。ただし、カップは皿・グローブと一体で離れませんから実用にはなりませんよ。ロマンチックに眺めるか、すこしひねったお遊びを楽しむか、ブレイクタイムはあなたの気分次第。「鬼太郎」の目玉のお父さんにも知らせたい!高さ15cm、グローブ直径85mm。全てにチリっぽい浮遊物・気泡あり。
凍てついたガラスの玉の中で、卵を護る魔獣です。青白い半透明レジンのツララが玉座代わりのスノーグローブ。ブルーに包まれた姿もかなりその気にさせるアイス・ドラゴン。水中に沈む翼もネイビー・ブルーに透き通ります。あなただけのクールな守護神にしてやって下さい。
高さ約14cm、グローブ直径85mm、オルゴール「MUSIC OF THE NIGHT」。
その居場所には、妖精たちも踊る‥。彼らがウォーターグローブに憩うのも無理はありません。一角獣が触れた水は、どんな毒でもたちまち清らかになると言われているのです。その為に、中世末のヨーロッパの人たちはユニコーンを追い求めたのでしたが、さて果
して誰が彼らに会えたのでしょう?。そんな、幻の聖獣がここに棲んでいます。楽園のスノーグローブの薬効、お試し下さい‥。高さ13cm、グローブ直径110mm、オルゴール「WIND
BENEATH MY WINGS」。生産終了。